〜FileMakerを使って、ゆとりの時間を過ごしましょう〜
 名古屋在住。FileMakerを使ったシステムを受託開発中。
「オブジェクトデータを外部に保存」しているファイルの「RC_Data_FMS」フォルダについて

オブジェクトフィールドに写真やPDFのファイルを入れて管理したいとします。

 

写真などのファイルを直接FileMakerのフィールドに保存することもできますが、
写真などのファイルはFileMakerのフィールドに直接入れるのではなく、
レイアウト上で写真は見られるけれど、
ファイルは別の場所に入れておくように設定することができます。

 

今回は、この機能を使うための設定方法のお話ではなくて、
この機能を設定してあるファイルを、ローカルマシンで利用する場合と、
FileMaker Serverで共有する場合の、フォルダの違いを確認してみましょうというお話です。


1月に札幌で開催されたFileMakerのワークショップでお会いした友人が、

『FileMaker Serverにアップロードしたファイルをローカルに持ってくると

 画像が表示されなくなるので、面倒だけど、毎回画像を読み込み直したり、

 一旦ファイル内に画像ファイルを保存するようにしてからローカルに持ってきて、

 ローカルに持ってきてから再度外部保存にしている』

と言っていました。

『私はフォルダの場所を移動させるだけで画像が表示できています』

とお話ししたのですが、具体的な方法をお見せすることができませんでした。

 

そこで、ここはひとつ、今年最初のブログを書いてみよう!と思い立ち、

ちょっと頑張って図説してみることにしました(^^)
 

ファイルを作りました。

(図1)

「写真」フィールドはオブジェクトフィールドです。

 

設定は図2のようになっています。

(図2)

オブジェクトファイルは

「私の写真ファイル」フォルダの中の「写真」フォルダの中に格納されるようにしました。

 

ゆずの写真ファイルを格納した後に見てみると、

「写真管理.fmp12」ファイルだけが入っていたフォルダに、

「私の写真ファイル」というフォルダが作られています。

(図3)

 

図4は「私の写真ファイル」フォルダの中を確認したものです。

(図4)

「私の写真ファイル」フォルダの中に「写真」フォルダが作られ、

その中に「ゆず.jpg」ファイルが格納されているのがわかります。

 

ローカルマシンの中ではこのように格納されるのを確認したら、

「写真管理.fmp12」ファイルをFileMaker Serverにアップロードしてみます。

今回はFileMaker ServerのDatabesesフォルダに、

「Usagi-mimi」フォルダを作り、その中にファイルをアップロードしました。

 

アップロードしたファイルを開いてみると、写真もちゃんと表示されています。

(図5)

 

FileMaker Serverにアップロードされたファイルがどのように格納されているかみてみると、

「写真管理.fmp12」ファイルと同じ階層に「RC_Data_FMS」フォルダが作られています。

(図6)

 

FileMaker Serverのヘルプを探すと、

データベースファイルがオブジェクトを外部に保存するオブジェクトフィールドを使用している場合、

バックアップフォルダには、オブジェクトが格納される RC_Data_FMS サブフォルダが含まれます。

という説明があり、今回作られたのはここで説明されているサブフォルダです。

(図7)

「RC_Data_FMS」フォルダの中をみてみると、

「写真管理」というファイル名と同じ名前のフォルダの中に、

「私の写真ファイル」フォルダが作られ、その中に「写真」フォルダが作られ、

その中に「ゆず.jpg」ファイルが格納されているのがわかります。

 

「写真管理」というフォルダ以下の階層は、図4と同じですね。

 

では、ここでFileMaker Serverにアップロードしたファイルを、

ローカルに持ってきて写真を正しく表示するにはどうしたらいいのか見てみましょう。

 

今回は、

FileMaker Serverのスケジュールで作ったバックアップをローカルに持ってきました。

(共有していたファイルをローカルに持ってくる場合、

 バックアップファイルを利用するのが私のお気に入りの方法です)

 

(図8)


図8は、

バックアップした「Usagi-mimi」フォルダをローカルマシンに移動させ、

フォルダを開いてみたところです。

 

(図9)

図9は、

FileMaker Serverにアップロードする前のフォルダ内を確認したものです。

 

 

「写真管理.fmp12」ファイルの階層から比較してみました。

(図10)

図10は、FileMaker Serverでバックアップした「Usagi-mimi」フォルダ。

 

(図11)

図11は、FileMaker Serverにアップロードする前のフォルダ。

 

 

ローカルマシンで直接、図10の「写真管理.fmp12」ファイルを開くと、

(図12)

このように表示され、画像が正しく表示されません。

 

これ、フォルダの階層をフィールド定義で設定した通りになるよう階層を変えれば正しく表示されます。

(図13)

図13の赤枠の状態になるよう、

「RC_Data_FMS」フォルダの中の「写真管理」フォルダの中にある、

「私の写真フォルダ」を「写真管理.fmp12」と同じ階層に置き直せばいいのです。

 

これで画像が正しく表示され、めでたしめでたし〜

 

(今年も以下のくだりが始まります<(_ _)>)
なお、今回も
ご紹介した内容についてのご質問などはお受けしておりません。
また、お試しになる場合は、ご自身の責任でお試しくださいますようお願いいたします。
 
それと、相変わらず打たれ弱いので、ツッコミなどはこっそりメールでお願いします。

 

なかなか更新されないブログではありますが、

今年もよろしくお願いいたします。

| Hifumi N. | FileMakerのこと | 00:06 | comments(0) | - | pookmark |
FileMaker Pro 16 Windows版でのステータスツールバーのカスタマイズ

先月、お客様先で焦ったことがありましたので、ここに記録しておこうと思います。

 

どのバージョンからだったから忘れてしまったのですが、

FileMakerの画面上部に表示される「ステータスツールバー」にレコード削除などのボタンが登場しました。

このボタンはカスタマイズできるようになっています。

 

この機能が出たばかりの頃、少し試してみたことはあるのですが、

お客様先でこれを実施したことがありませんでした。

試したのはWindowsでの環境。

「なるほどね〜」と思いながらもそれほど使うこともないままでした。

 

先月、お客様にFileMakerのバージョンを16にあげていただきました。

その際「削除ボタンを外したい」と言われました。

カスタムメニューやセキュリティでの制御も考えましたが、

お客様から「ボタンがない程度の制限がいい」と言われ、

ツールバーのカスタマイズをご案内しました。

 

お客様の環境はWindows7、FileMaker Pro 16です。

 

ボタンのカスタマイズ

 

FileMakerで上図の「ユーザー設定」を表示させ、

「ここを表示した状態でドラッグアンドドロップすると

 ボタンを削除したり追加したりできます」

とお伝えし、レコード削除のボタンをなくすよう操作していただきました。

これでOKと言っていただいたのですが、

FileMakerを終了して新たに立ち上げると、、、

カスタマイズしたはずのレコード削除のボタンが元の場所に戻っていました。

 

「?」

何度やってもFileMakerを終了すると元に戻ってしまうのです。

「Proだからかしら?」と考えてFileMaker Pro Advancedでやってみても現象変わらずでした。

 

おかしい。減らすのができないだけ?

それじゃぁ追加は?と「複製」ボタンを追加させてみても同じです。

終了するまではボタンが表示されているのですが終了すると消えてしまうのです。

 

うーむむむ。

といろいろ試していたら「あ!できました」とお客様。

 

手順をお聞きして確認したところ、私の試した時との違いは

その時開いていたファイルの数(ウインドウの数)でした。

「ウインドウが1つになっている状態」でカスタマイズすれば

終了しても問題なく保存されるようです。

 

なんとわかりづらい。。。

 

FileMaker 16 からWindows版でもドキュメントウインドウはすべて独立するようになりました。

きっとそれが影響しているのでしょう・・・。

試してみたらFileMaker 15 では今回のようなことは起きませんでした。

(ドキュメントウインドウが独立する前のバージョンだからなぁ)

 

Windows版でもドキュメントウインドウが独立してくれて

うれしいこともあれば、今までの仕様をなんとかしなければならないこともあったり、

手順に気をつけなければならないことも出てきたり。。。

 

新しいバージョンが出たらもっとテストしなくちゃと反省です。。。

 

| Hifumi N. | FileMakerのこと | 13:27 | comments(0) | - | pookmark |
サーバー上のスクリプト実行がうまく動かないと思ったら・・・

久しぶりにFileMakerのことを書きます。。。

毎度のことながら、これは自分用のメモ・・・うっかりまたやってしまいそうなので・・・

 

今回は、他の方が作ったシステムに改良をしたときにはまったことです○| ̄|_

 

複数ファイルで構成されたシステムで、

各ファイルにデータインポートをすることになりました。

 

今回のFileMakerのバージョンが16だったので、

そうだ!「サーバー上のスクリプト実行」を使おう!

 

設定していざ実行!してみると・・・

 

インポートされるファイルもあるのですが、

インポートされないファイルもちらほら・・・

 

(・_・?)

 

設定はどのファイルも同じ作りなので、

できないなら全部できない、できるなら全部できる

となるはず…

 

インポートするファイルの場所が悪いのか?

と思って見直してみるも

Get(ドキュメントパス)を使ってるので問題ないはず。。。

 

パスじゃなければ元ファイルの問題?

インポートの設定ミス?

などなど、いろいろ調べてみるけど問題なさそう。

 

クライアントマシンで

「サーバー上のスクリプト実行で指定したスクリプト自体」を実行すると動くのに、

「サーバー上のスクリプト実行」で実行させると動かない・・・?

 

サーバー上で動いているスクリプトはデバッガでの確認ができないので、

ファイルの立場になって?どう動いているか想像してみました(-_-)

(想像するのって大事・・・だと思う)

 

ここでようやく思いついたのがこれ!

ファイルの起動時に動くよう設定されたスクリプトがあったはず!

(自分で作っていないと何が起きているのか忘れがち)

 

原因はこれでした。。。

 

ファイルメーカー社のナレッジサイトにも書いてあるこれ!大事です。

 

スクリプトがサーバー上で実行を開始する前に、OnFirstWindowOpen および OnWindowOpen スクリプトトリガがアクティブになります。

 

で、

 

OnFirstWindowOpen で指定したスクリプトが実行しないよう、

そのスクリプトの最初に


If [ PatternCount ( get(アプリケーションバージョン) ; "Server" ) = 1 ]
現在のスクリプト終了
End If

 

というステップを追加して試したら、

無事にインポートできました\(^o^)/

 

ということで、

お恥ずかしい内容ではありますが、自分用のメモとして書かせていただきました。

同じことでハマってる方がもしかしたらいらしゃるかもしれませんし、、、

少しはお役に立てればうれしいです。

 
なお、今回もスクリプトの具体的な作り方のご質問などはお受けしておりませんので

ご容赦くださいませ。
それと、相変わらず打たれ弱いので、ツッコミなどはこっそりメールでお願いします。

| Hifumi N. | FileMakerのこと | 23:52 | comments(0) | - | pookmark |
FileMakerのmacOS High Sierra 10.13との互換性

macOS High Sierra 10.13 がリリースされ、

FileMaker製品をご利用の皆様は(きっと)

ご自身の利用中のバージョンとの互換性が気になるところですよね(^^)

 

サポート対象のバージョンだけですが、

ファイルメーカー社様のこちらのサイトに互換性の記載がありますので、

アップする前に確認しておくとよいと思います。

 

Webビューアを利用されている場合や、

レコードのエクスポート、名前を付けて保存、レコードの保存/送信を利用されている場合は、

既知の問題があるそうですが、回避方法の記載もあるので助かります。

 

FileMakerのバージョンをアップする時もですが、

OSを変えた時もご自身で動作確認を行うようにすることをお勧めします。

 

新しいものにはワクワク&ドキドキです(^^)

 

| Hifumi N. | FileMakerのこと | 18:52 | comments(0) | - | pookmark |
FileMakerの開発者におすすめ!「試験準備ガイド」

FileMakerにも公式の資格認定があります。

 

資格認定を持っていなくてもスキルの高い開発者の方もいらっしゃいますので、

これだけがすべてではないとは思いますが、

ファイルメーカー社様のサイトに

「公式の資格認定でFileMakerの専門知識を証明できます」

と書かれているように、

専門知識の有無の目安にしていただけるものだと思っています。

 

この資格はバージョンごとに試験を受けなければならないものなのですが、

FileMaker 16 から、試験に役立つ「試験準備ガイド」が公開されています。

 

内容は初心者の方向けではなく、

すでに開発をしている方向けのものです。

例題と解答もありますので、試しに解いてみるのも楽しいと思います。

 

11の知識分野に分けてあるので、

それぞれの分野でどんなことを知っているといいのかを知ることもできます。

 

認定試験を受ける受けないに関わらず、

開発をされる方は、ぜひ目を通してみることをオススメします。

 

今までは情報を探して、あっちのサイト、こっちのサイトを開きまくり、

必要だと思われるPDFを集めることから時間がかかっていましたが、

このガイドにはヘルプやナレッジベースの必要ページへのリンクもありますので

試験勉強の時間短縮にも役立ちそうです。

(できれば受験前に出ていてほしかった^^;)

 

試験のために勉強するというもなんだかなぁ…な感じではありますが、

どんなことも学ぶことは大切…

 

ということで、

今日もまた進歩できるようにがんばります♪

| Hifumi N. | FileMakerのこと | 02:33 | comments(0) | - | pookmark |
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